親子IoTワークショップ

マイコンとクラウドを使ってIoTとプログラミングを学ぼう

[ トップ | 開催予定・概要 | 2024-12開催 | お知らせ | Facebook ]

基盤上のLEDを消す

ラズパイの基盤の上には緑色のLEDランプが付いています。ラズパイのステータス(状態)を知らせるもので、ラズパイ本体がONならLEDもON、本体がOFFならLEDもOFFになります。またデフォルトでは、ラズパイがSDカードにアクセスすると(データを読んだり、データを書き込んだりすると)、LEDが点滅します。

コマンドでLEDを消す

このLEDを消すには、Terminalで以下コマンドを実行してください。

echo 0 | sudo tee /sys/class/leds/led0/brightness

元に戻すには、以下コマンドです。

echo 255 | sudo tee /sys/class/leds/led0/brightness

プログラムでLEDを消す

Pythonプログラム中で、os.system()に上記コマンドを渡すと、プログラムからLEDを消したり、戻したりできます。サンプルプログラムは省略(近日中に用意できればと思っています)。ワークショップで使ったプログラムや、他のプロジェクトでTerminalのコマンドを実行している例を参照。ご質問はスラックまで。

ShortcutsでLEDを消す

iPhoneのShortcutsを使うと、iPhoneをタップして(あるいはSiriに話しかけて)、LEDを消したり、戻したりできます。

「LEDのON/OFFをiOSのショートカットを使って行う」を参照して、新しいショートカットを登録します。「Script」の設定項目には、以下を入力してください:

echo 0 | sudo tee /sys/class/leds/led0/brightness

このショートカットはLEDを消すためのものです。戻す(再点灯させる)ショートカットを別に作る場合には、それの「Script」は以下に設定してください:

echo 255 | sudo tee /sys/class/leds/led0/brightness

「こんな長ったらしいコマンドを指でタップしながら打ち込むは堪えられない」という方もおられるかと思います。私もそうです。楽をする方法はあるのですが、その説明を書く時間がありません。。。スラックで問い合わせていただければ回答しますので、お気軽にどうぞ。