このワークショップは、電子工作とプログラミングの未経験者、初心者を対象にした、実体験型の学びの場です。Raspberry Piを使って、PythonとKintoneでプログラミングします。主にマサチューセッツ州ボストン周辺に在住の方々を念頭に、小学高学年以上なら、誰でも参加できます。参加無料。ただしワークショップで使う機器を事前に購入して頂く必要はあります(50ドル前後)。
特に断りのない限りオンラインでの開催です(オンラインと対面のハイブリッド開催も検討中)。参加者はボストン周辺に在住の方である必要はありません。東海岸時間に合わせて参加可能な方はだれでも歓迎です。
このワークショップは、New England Computing Innovation Academy(NECIA)主催で、子どもと大人のボランティアによって開催されています。過去の参加者(子ども)が講師、TA(Teaching Assistant)を務めてワークショップの進行を担当し、これを大人のコーチが支援する形をとっています。ソーシャルメディアを使ったPR活動も子どもが担当しています。NECIAは、マサチューセッツ州の非営利組織(NPO)Binnovativeが運営するプログラムです。
ワークショップの種類
- 未経験者向けワークショップ: Raspberry Piを使うのもプログラミングするのも初めての方が対象。買ったばかりのRaspberry Piをセットアップするところから始めます。
- ハッカソン: 未経験者向けワークショップを終了し、プログラミングやIoTアプリ開発に関してもう一歩先に進みたい方が対象。グループ、あるいは個人で作業する電子工作会(アプリ開発会)。
各種イベントへの参加
内部のハッカソンで経験を積んだ参加者有志は、その経験を生かして外部のイベントにも参加しています。また、外部イベントに参加するだけでなく、独自の国際ハッカソンを立ち上げて主催する有志もいます。
- NASA Space Apps Challenge: NASAが主催する世界最大規模のハッカソンに参加
- EducateHacks: EdTech(技術を応用して教育を支援する取り組み)に関するハッカソンに参加
- 2024-05(2名参加)
- Raspberry Pi Foundation’s Coolest Projects: Raspberry Pi Foundationが主催するハッカソンに参加
- 2023-04(3名参加)
- 3M Young Scientist Challenge: 3Mが主催する中学生対象のサイエンスフェアに参加
- 2023-05(1名参加)、2023-04(1名参加)
- AnimalHack: 中高生有志が立ち上げた国際ハッカソン。ペット、介助動物、家畜、野生動物など、さまざまな動物と触れあう人たち、関係を持つ人たちが対象で、その人たちの希望、要望、課題をテクノロジーで解決するためのハッカソン
- PhysTech:中高生有志が立ち上げた国際ハッカソン。スポーツから散歩まで、さまざまな「体を動かす活動(physical activity)」のためのハッカソン。体を動かす人(例えばスポーツをする人)だけでなく、見る人(例えばスポーツファン)や、データを収集、分析する人も対象。
ボランティア関連の表彰
IoTワークショップで講師やTAを務めたり、ハッカソンで司会をしたり、FacebookやDiscordでPRを担当したり、ブログ記事を執筆してボランティア時間を貯め、中高生ボランティアが各種表彰制度に応募しています。
- The President’s Volunteer Service Award (PVSA): アメリカ大統領が表彰する制度
- 2024年6月(1名受賞)、2024年5月(1名受賞)、2024年4月(2名受賞)、2024年3月(1名受賞)、2023年12月(2名受賞)、2023年6月(2名受賞)
- UNA-USA National Community Service Award: アメリカ国連協会が表彰する高校生対象の制度
お知らせ
- 2024年3月に、7名の中高生有志が国際ハッカソン「PhysTech」を立ち上げ、6月にPhysTech 2024を実施しました。205名の参加者の中から24のプロジェクトが投稿され、11件の発表がありました。受賞作は9件。
- 運営委員:百済弘樹、永田怜、永田舜(運営委員長)、奥舎皇紀、大内更紗(運営委員長)、鈴木帆奈、土田仁吉
- 土田仁吉さんの「Fencing Acceleration Tracker!」が2nd Placeを受賞しました。
- 鈴木帆奈さんの「Portable WBGT Tracker for Outdoor Athletes in the Heat」が3rd Placeを受賞しました。
- 百済弘樹さんの「Soccer Display」がHonorable Mentionを受賞しました。
- 永田舜さんの「RCV Visualizer」がExcellence in Research Awardを受賞しました。
- 鈴木帆奈さんの「Glow in the Dark Skateboard」がExcellence in Creativity Awardを受賞しました。
- 永田怜さんの「Fishing Tracker」がEmerging Talent Awardを受賞しました。
- 参加者の永田舜さん、土田仁吉さんが、参加レポートを寄稿してくれました。
- 2024年6月に、ハッカソンを開催しました(6/9、6/16)。11名の参加者がプロジェクトに取り組み、8件の発表を行いました。発表のタイトルは以下の通りです:
- 発表タイトル:「Raspberry Pi Music Player」、「運動量測定器」、「RCV Visualization」、「Fishing Tracker Part 2」、「サッカープロジェクト2.0」、「Bird Activity and Environment Monitoring System」、「フェンシング加速度トラッカー!」「RasPi Infused Glow in the Dark Skateboard」
- 大内絆吏さんの「Bird Activity and Environment Monitoring System」がBest Use of Kintone Awardを受賞しました。
- 参加者の吉川莉未さん、百済弘樹さん、土田仁吉さん、安原彩里紗さんがハッカソン参加レポートを寄稿してくれました。
- 2024年3月に、ハッカソンを開催しました(3/17、3/31)。7名の参加者がプロジェクトに取り組み発表を行いました。
- 発表タイトル:「わたしのイニシャルをプログラミングで光らせてみた!」「CO2測定器」「Audio Reactive LED disco」「サッカープロジェクト」「Fishing Tracker」「RCV Indicator」「Light-Up Skateboard」
- 参加者の永田怜さんがハッカソン参加レポートを寄稿してくれました。
- 2024年1月〜2月に、未経験者向けワークショップを開催しました(1/21、2/4)。
- 開催日時・開催概要・申し込み
- 事前準備、当日資料、その他技術的な情報
- 主催・協力
- 1日目のワークショップ進行を担当する子どもボランティア:大内絆吏、輕部結真、永田舜、百済弘樹、戸島壮剛、鈴木帆奈、安原彩里紗
- 2日目のワークショップ進行を担当する子どもボランティア:大内絆吏、輕部結真、永田舜、百済弘樹、戸島壮剛、鈴木帆奈、安原彩里紗、矢代裕隼
- ワークショップに参加した永田怜さん、吉川莉未さんが、ワークショップ参加レポートを寄稿してくれました。
- 講師を務めた安原彩里紗さんが、ワークショップ開催レポートを寄稿してくれました。
- 2023年12月に、ハッカソンを開催しました(12/27、12/28)。7名の参加者がプロジェクトに取り組み、6件の発表を行いました。
- 2023年10月に、NASA主催のハッカソン「NASA Space Apps Challenge」に参加しました(10/1-2)。2チーム(計8人)がボストン・ローカル大会に出場し、そのうち1チームが1位とKintone賞を受賞しました。1位となったチームはその後国際審査に進出し審査員特別賞(Global Finalist Honorable Mention)を受賞しました。
- 2023年6月に、6名の有志が国際ハッカソン「AnimalHack」を立ち上げ、9月に「AnimalHack 2023」を実施しました。263名の参加者の中から29のプロジェクトが投稿され、11件の発表がありました。受賞作は8件。
- 運営委員:輕部結真(運営委員長)、村上結愛、大内絆吏、大内更紗(運営委員長)、鈴木帆奈、戸島壮剛
- 輕部結真さんの「Hydrate Cat」がGrand Prix (1st Place)を受賞しました。
- 永田舜さん、永田怜さんの「Squirrel repeller」が2nd Placeを受賞しました。
- 鈴木帆奈さんの「Cloud-assisted Electronic Deer Repeller」と、佐藤俊太郎さんの「Motorized scarecrow with infrared laser detection system and camera」がHonorable Mentionを受賞しました。
- 参加者の永田舜さんが、参加レポートを寄稿してくれました。
- 主催者の大内更紗さん、大内絆吏さんが、主催レポートを寄稿してくれました。
- 受賞作のうち4つのプロジェクトをまとめた本を出版しました。
- 2023年6〜7月に、ハッカソンを開催しました(6/25と7/8)。13名の参加者がチーム、あるいは個人でプロジェクトに取り組み、9件の発表を行いました。
- 発表タイトル:「LED panel for manU games 」「猫水飲みスケール」「Bird identification device」「世界時計」「Stasboard」「bright music with earring」「畑を守るIRセンサー」「Piano Sound Visualizer」「干ばつディスプレイ」
- 大内更紗さん、大内絆吏さんの「Bird identification device」がKintone Gold Prizeを受賞しました。
- 輕部結真さんの「猫水飲みスケール」と、佐藤俊太郎さんの「畑を守るIRセンサー」がKintone Silver Prizeを受賞しました。
- 百済弘樹さんの「干ばつディスプレイ」がManabi賞を受賞しました。
- 参加者の永田舜さんが、ハッカソン参加レポートを寄稿してくれました。
- 2023年5月〜6月に、未経験者向けワークショップを開催します(5/14、6/11)。
- 開催日時・開催概要・申し込み
- 事前準備、当日資料、その他技術的な情報
- 主催・協力
- 1日目のワークショップ進行を担当する子どもボランティア:大内更紗、大内絆吏、輕部結真、戸島壮剛、奥舎皇紀、百済弘樹、鈴木帆奈、安原彩里紗、山本歩、矢代裕隼
- 2日目のワークショップ進行を担当する子どもボランティア:大内更紗、大内絆吏、輕部結真、奥舎皇紀、百済弘樹、安原彩里紗、矢代裕隼
- 講師を務めた大内更紗さんが、ワークショップ開催レポートを寄稿してくれました。
- 2023年4月に、Raspberry Pi Foundation主催の国際ハッカソン「Coolest Projects」に参加しました(2チーム、3名)。
- 2023年4月に、3M Young Scientist Challenge 2023に参加しました(1名)。
- 2023年3月〜4月に、未経験者向けワークショップを開催しました(3/19、4/2)。のべ20人の参加者が、ラズパイOSのインストールに始まり、LEDやカメラやセンサーを使ったIoT機器の制作まで取り組みました。
- 開催日時・開催概要・申し込み
- 事前準備、当日資料、その他技術的な情報
- 主催・協力
- 1日目のワークショップ進行を担当する子どもボランティア:大内更紗、大原悠暉、大内絆吏、鈴木帆奈、安原彩里紗、矢代裕隼
- 2日目のワークショップ進行を担当する子どもボランティア:大内更紗、大内絆吏、輕部結真、百済弘樹、鈴木帆奈、安原彩里紗、矢代裕隼
- 講師を務めた大内更紗さんが、ワークショップ参加レポートを寄稿してくれました。
- 2023年2月〜3月に、ハッカソンを開催しました(2/19、3/5)。9名の参加者がチーム、あるいは個人でプロジェクトに取り組み、6件の発表を行いました。
- 発表タイトル:「いぬセンサー」「Climate Clock 2.0」「Smart Earring: Sound-Sensitive and Siri-ready LEDs for Earrings」「干ばつプロジェクト」「光と音の融合」「レーザーポインター猫じゃらし」
- 参加者の大内絆吏さんが、ハッカソン参加レポートを寄稿してくれました。
- 2022年12月に、ハッカソンを開催しました(12/27、29)。8名の参加者がチーム、あるいは個人でプロジェクトに取り組み、7件の発表を行いました。
- 発表タイトル:「なんでも防犯カメラ」「Music Security Camera」「ねこカメラ」「Sound-sensitive LED Light Device」「セキュリティカメラ」「LEDパネルに気温と湿度を表示してみる」「Secure your packages!」
- 佐藤俊太郎さんの「ねこカメラ」がKintone賞を受賞しました。
- 参加者の大内絆吏さんが、ハッカソン参加レポートを寄稿してくれました。
- Kintoneのブログで紹介されました。特にKintone賞を受賞した佐藤俊太郎さんのプロジェクト「ねこカメラ」が大きく取り上げられています。
- 2022年12月に、未経験者向けワークショップを開催しました(12/4、12/11)。のべ8人の参加者が、ラズパイOSのインストールに始まり、LEDやカメラやセンサーを使ったIoT機器の制作まで取り組みました。
- 開催日時・開催概要・申し込み
- 事前準備、当日資料、その他技術的な情報
- 主催・協力
- 1日目のワークショップ進行を担当する子どもボランティア:輕部結真、百済弘樹、鈴木帆奈
- 2日目のワークショップ進行を担当する子どもボランティア:大原悠暉、輕部結真、奥舎皇紀、百済弘樹、鈴木帆奈、矢代裕隼、神尾来望
- 参加者の大内更紗さんが、ワークショップ参加レポートを寄稿してくれました。
- 2022年10月に、NASA主催のハッカソン「NASA Space Apps Challenge」に参加しました(10/1-2)。2チーム(計8人)がボストン・ローカル大会に出場し、1位とKintone賞を受賞しました。1位となったチームはその後国際審査に進出し、優勝しました(global winner)。
- 2022年5〜7月に、ハッカソンを実施しました。5名の参加者がプロジェクトに取り組み、5件の発表を行いました。
- 発表タイトル:「猫水遊び機」「天気モニター」「自動水やり機 Automatic Watering System」「Baby monitor」「Ned: The Hydration Reminder」
- 輕部結真さんの「猫水遊び機」がZ会賞を受賞しました。
- 神尾来望さんの「Baby monitor」がKintone賞を受賞しました。
- 2022年3月に、未経験者向けワークショップを開催ました(3/6、3/20)。のべ40人の参加者が、ラズパイOSのインストールに始まり、LEDやカメラやセンサーを使ったIoT機器の制作まで取り組みました。
- 開催日時・開催概要・申し込み
- 事前準備、当日資料、その他技術的な情報
- 主催・協力
- 1日目のワークショップ進行を手伝ってくれる子どもアシスタント(TA):百済弘樹、奥舎皇紀、鈴木帆奈、矢代裕隼
- 2日目のワークショップ進行を手伝ってくれる子どもアシスタント(TA):百済弘樹、奥舎雪、奥舎皇紀、鈴木帆奈、矢代裕隼
- TAの矢代裕隼さんが、ワークショップ開催レポートを寄稿してくれました。
- 2022年2月20日にハッカソンを実施しました。5名の参加者が1つのチームとして作業しました(プロジェクト内容はこちら)。
- 2022年1月23日にハッカソンを実施しました。7名の参加者が1つのチームとして作業しました(プロジェクト内容はこちら)。
- このワークショップの活動がKintoneのブログで紹介されました:「Connecting Kids With IoT Through Kintone」
- 2021年12月に、未経験者向けワークショップを開催しました(12/12、12/27)。のべ23名の参加者が、ラズパイOSのインストールに始まり、LEDやカメラやセンサーを使ったIoT機器の制作まで取り組みました。
- 開催日時・開催概要・申し込み
- 事前準備、当日資料、その他技術的な情報
- 主催・協力
- 1日目(12/12)のワークショップ進行を手伝ってくれる子どもアシスタント(TA):安原恵里花、百済弘樹、鈴木帆奈、安原彩里紗
- 2日目(12/27)のワークショップ進行を手伝ってくれる子どもアシスタント(TA):安原恵里花、百済弘樹、奥舎雪、奥舎皇紀、鈴木帆奈、安原彩里紗、矢代裕隼
- 2021年11月に、初心者向けのPythonプログラミング講座を実施しました(11/11)。7人の参加者がPythonプログラミングの基本を学びました。
- 2021年10月にNASA主催のハッカソン「NASA Space Apps Challenge」に参加しました(10/2-3)。2チーム(計8人)がボストン・ローカル大会に出場し、1位とKintone賞を受賞しました。1位となったチームはその後国際大会に進出し、NASAの審査を経て優勝しました(global winner)。
- 2021年8月にハッカソンを実施しました(8/22)。11人の参加者がチーム、あるいは個人でプロジェクトに取り組み、7件の発表を行いました。1チームがKintone賞を受賞しました。
- プロジェクト一覧、技術情報
- 高校生ボランティア(コーチ):辰巳満咲
- 2021年5月から6月にかけてハッカソンを実施しました(5/16、6/13)。18人の参加者がチーム、あるいは個人でプロジェクトに取り組み、11件の発表を行いました。2チームがZ会賞、1チームがKintone賞を受賞しました。
- プロジェクト一覧、技術情報
- 高校生ボランティア(コーチ):辰巳満咲(ブログでの紹介記事)
- 4/18と5/2のワークショップ参加者とTAが、横浜市都筑区の子どもメディア「つづきジュニアタイムズ」の取材を受けます。
- 2021年4月から5月にかけて、未経験者向けワークショップを開催しました(4/18, 5/2:10am-4pm)。のべ37名の参加者が、ラズパイOSのインストールに始まり、LEDやカメラやセンサーを使ったIoT機器の制作まで取り組みました。
- 開催日時・開催概要・申し込み
- 事前準備、当日資料、その他技術的な情報
- 主催・協力
- 1日目(4/18)のワークショップ進行を手伝ってくれる子どもアシスタント(TA):村上結絆、安原恵里花、ゴルガー梶本悠璃弥、鈴木帆奈、内田崇洋、永宮そら乃、安原彩里紗、樋口貴大
- 2日目(5/2)のワークショップ進行を手伝ってくれる子どもアシスタント(TA):安原恵里花、百済弘樹、鈴木帆奈、内田崇洋、安原彩里紗、矢代裕隼
- Facebookにグループページができました。
- 2020年12月から2021年3月にかけて、未経験者向けワークショップを開催しました(12/29, 1/24, 2/21, 3/7)。のべ67名の参加者が、ラズパイOSのインストールに始まり、LEDやカメラ、センサーを使ったIoT機器の制作まで取り組みました。