CircuitPythonをインストールする
ここでは、CircuitPythonという、Pythonプログラミング用の特別なソフトウェアをインストールする方法を説明します。これをインストールすると、簡単なPythonプログラムでLEDやセンサーなどの部品を使えるようになります。
完全なインストラクションはここにありますが、以下に余計な情報・作業を全部取り除いたステップ・バイ・ステップのインストラクションをまとめます。
まずはTerminalを開いて、以下のコマンドをひとつづつ順に実行し、ラズパイOSを最新の状態にします。コマンドは、手でタイプするのではなく、コピー・アンド・ペーストするのがおすすめです(タイプミスが起きやすいので)。
sudo apt update -y
sudo apt full-upgrade -y
続いて、以下のコマンドをひとつづつ順に実行します。繰り返しになりますが、コマンドは、手でタイプするのではなく、コピー・アンド・ペーストするのがおすすめです。
sudo pip3 install --upgrade setuptools
sudo pip3 install --upgrade adafruit-python-shell
wget https://raw.githubusercontent.com/adafruit/Raspberry-Pi-Installer-Scripts/master/raspi-blinka.py
sudo python3 raspi-blinka.py
最後のコマンドを実行すると
REBOOT NOW? [Y/n]
という行が表示されます。キーボードの「Y」を押して、Enterキーを押してください。これでラズパイが再起動(リブート)します。
再起動したらTerminalを開いて、以下のコマンドを実行してください。
ls /dev/i2c* /dev/spi*
Terminalの中に以下のような結果が表示されることを確認してください。
/dev/i2c-1 /dev/spidev0.0 /dev/spidev0.1
最後にThonnyを開いて、blincatest.pyをコピーして実行してください。ThonnyのShellの部分に、以下のような文字が表示されたら成功です。
Hello blinka!
Digital IO ok!
I2C ok!
SPI ok!
done!