紫外線センサー(Si1145)を使う
紫外線(ultra-violet:UV)の強さを測るセンサー(UVセンサー)の使い方を説明します。ここで使うUVセンサーの種類(型番)は、Si1145を想定しています。
ラズパイとの接続
Si1145というのはUVセンサーの名前で、このセンサーを使ってさまざまな商品が製造、販売されています。例えば有名な商品に次のようなものがあります。
センサーの種類(型番)が同じなら、センサーからデータを読みとるプログラムの書き方は同じです。が、センサーの種類が同じでも、商品ごとに異なるワイヤーやコネクターを使っていることがあります。その場合、ラズパイとの接続方法が、商品ごとに少しずつ異なります。ですので、まだ未購入であれば、どの商品を買うのがいいかについてお問合せください。お問い合わせ時点でのおすすめ商品をお知らせします。あわせてラズパイとの接続方法もお知らせします。
既に手元にセンサーがある場合は、その商品名が何かをチェックしてください。まず間違いなくセンサーのボードの上に書かれています。そして、その商品とラズパイとの接続方法をお問合せください。このページでは、センサーとラズパイを物理的に接続する方法は省略します。
準備
Si1145.pyをラズパイにコピーして、自分のプログラムと同じフォルダに置いておくようにしてください。
次に、ラズパイのメインメニュー(ラズパイの画面左上のラズベリーのアイコンをクリック)から、Preferences -> Raspberry Pi Configurationを選択してください。Raspberry Pi Configurationという開くので、「Interfaces」のタブをクリックして、「I2C」という項目がオン(enabled)になっていることを確認してください。
プログラミング
Si1145を使ってUVインデックス(UVI)を調べるプログラムがsi1145-uvi-lux.pyです。これとSi1145.pyは同じフォルダに置いてください。
このプログラムは3秒ごとにUVインデックスを測ってShellに出力します。これがずっと(無限ループで)繰り返されるので、プログラムを止めるにはCtrl-Cしてください。なお、Si1145は周囲の明るさ(可視光の照度)を調べることもできるので、これもUVIと併せて3秒に一度Shellに出力します。照度の単位はルクス(lx)です。プログラムの説明は後日書きたします。