VNCではなくRDPでラズパイを操作する
目次
このワークショップでは、ラップトップあるいはデスクトップ・コンピュータ(以下コンピュータと呼びます)からラズパイを操作するのにVNCを使います。VNCはラズパイOSの中にデフォルトで含まれているので、すぐに使えて便利です。VNCの設定、インストールの方法は、ワークショップの説明スライドの中に記載してあります。
VNCと同じ役割を果たすツールに、Microsoft RDP(Remote Desktop Protocol)というのがあります。RDPはVNCより少し速く動作します。劇的に速いというほどではありませんが、VNCを使うときの「もったり感」(ストレス?)が少し減ります。
RDPをラズパイにインストールする
以下、RDPをラズパイにインストールする方法。まずはTerminalを開いて、以下のコマンドを実行:
sudo apt-get -y update
続いて、以下のコマンドを実行:
sudo apt-get -y upgrade
次に、RDPをインストール:
sudo apt-get -y install xrdp
RDPを使って、Windowsからラズパイを操作する
- スタートバーからRemote Desktop Connectionを実行する。
- 開いたウィンドウで「Show Options」の矢印をクリック
- Remote computerの名前に「<hostname>.local」を指定。
はラズパイの名前。ラズパイの名前がpandaなら、「panda.local」にする。 - ユーザ名「pi」と、自分のパスワードを入力する
RDPを使って、Macからラズパイを操作する
- MacからApp Storeにアクセスし、Microsoft Remote Desktopを検索、インストールする。
- Microsoft Remote Desktopを開いて、「Add PC」をクリック
- 接続先PCとして、「<hostname>.local」を指定して接続。
はラズパイの名前。ラズパイの名前がpandaなら、「panda.local」にする。 - ユーザ名「pi」と、自分のパスワードを入力する