3日目開催日までの準備
目次
基本的な準備
ワークショップ3日目は、2日目にやったことを前提に進めます。以下の作業をお願いします。お子さんが一人でできればベストですが、一緒にやる、見守りをするなど適宜サポートをお願いします。問題点、疑問点などありましたらDiscordでお問い合わせください。
やること | 備考・注意点 |
---|---|
ラズパイが動作することの確認 | ラズパイの電源をONにして、ラズパイOSが起動することを確認する。そしてVNC経由でラズパイが使えることを確認する。ラズパイの名前(hostname)とパスワード、GitHubのユーザー名とパスワードがすぐに分かる状態にしておく。 |
Kintone Developer Licenseの取得 | 参加者(お子さん)のメールアドレスを使って登録。参加者本人のライセンスを用意。他の参加者と共有しない。ここからサインアップする。これでKintoneのアプリを無料で開発・使用できるようになる。より詳細はここを参照。そもそもKintoneとは何かについてはここを参照。 |
Kintoneのモバイルアプリをインストール | 自宅にiOS(iPhoneかiPad)かAndroidのデバイスがあれば、KintoneのiOS版かAndroid版をインストールしておく。 |
また、時間に余裕があれば、お子さんと一緒にワークショップ2日目の作業を復習してみてください。
Kintone Developer Licenseの取得方法
サインアップのページで、参加者の(お子さんの)名前とメールアドレスを入力します(名前は外部には公開されないので本名で問題ありません)。最も大事なのが一番下の「サブドメイン(subdomain)」というところ。どんな名前でも構いませんが、小文字、数字、ハイフンだけ使用可能。今後作るKintoneのアプリはすべて、
https://<subdomain>.kintone.com/
に置かれます。例えば、サブドメインが「jxsboston」なら、
https://jxsboston.kintone.com/
にアプリが置かれます。サブドメイン名を決めて「Sign Up」ボタンをクリックすると、登録したメールアドレスにKintoneからメールが届きます。そこにサインアップを完了する方法が書かれています。サブドメイン名はどこかにメモして、忘れても後で思いだせるようにしておいてください。
この後、試しに自分のサブドメイン名を使って、
https://<subdomain>.kintone.com/
にアクセスしてログインできることを確認して下さい。
機器購入
機器 | 備考・注意点 | 購入例 |
---|---|---|
温湿度センサー(AM2302) | 気温と湿度を測るセンサー | Amazon |
LED信号機 | 赤、青(緑)、黄色のLEDがセットになった部品 | Amazon, PiShop.us, PiShop.ca, Tindie |
GPIOリファレンスボード | GPIOピンの番号(役割)が一目で分かるようになる部品。LED信号機とGPIOリファレンスボードのセットを購入の場合は(上記のAmazonのリンクで在庫がある場合)、これを購入する必要はない | Amazon, PiShop.us |
メモ
- このワークショップでは、AM2302というセンサーを使います。気温(室温)と湿度を測るためのセンサーです。安くて、どこでも売っていて、動作にもそこそこ定評があって、ラズパイと接続するのが簡単、という基準で選びました。機能、性能、品質のより高い選択肢は他にありますが、初心者のプロジェクトには最適です。