ボストン親子IoTワークショップ

マイコンとクラウドを使う簡単プログラミングでIoTを学ぼう

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ワークショップの概要

目次

はじめに

IoT(Internet of Things)とは、物理的なモノ(things)をインターネットに直接接続して、これまでのインターネットの守備範囲を大きく拡大させるトレンドのことです。最近はやりのスマートホーム、コネクティット・カー、ウェアラブル・デバイスなどは、すべてIoTの流れに沿ったものです。例えば、室温計と空調機器をインターネットに接続して、出先から空調をON/OFFにしたり、室温調節するアプリは、多くの家庭で使われています。ブルドーザーやショベルカーといった建設機械は、インターネットに接続されて自動運転、自動操業が実現し、センサーで計測した建設作業情報がデータ化されています。ガレージや狭い駐車場にとまっている車を、車に乗らずにスマホから移動させる(呼び出す)ような機能も商品化されています。このように、屋内、屋外を問わず、日用品や業務機器をオンライン化して、生活やビジネスに役立てようというわけです。

このワークショップでは、簡単な電子工作とプログラミングを通してIoTを体験します。IoT機器を買って使うだけでなく、自作してみようという試みです。これにより、巷のIoT機器がどういう仕組みになっているかを垣間見て、参加者が自分オリジナルの機器製作(大げさな言い方をすれば、表現や創造)に取り組む機会になったらと思います。

参加者に、電子工作、プログラミングの経験は問いません。小学高学年以上なら誰でも参加できます。それ以下でも、保護者のサポートがあれば参加可能です。未経験者を前提に進めますが、経験者にも自習・発展的内容を充実させます。保護者も、大人だけの参加も歓迎です。

ワークショップの内容

このワークショップの基本的な流れは以下の通りです。

具体的なプロジェクトを通して、上記内容を実施します。プロジェクトのテーマについては、後日より具体的に発表(あるいは保護者と相談)しますが、LEDライトやLEDストリップの点滅、クリスマスツリーのライトの操作、目覚まし時計、室温や湿度の測定などです。参加者が全員一緒にやるテーマと、各自で自由に選べるテーマを用意します。意欲的な参加者には、より進んだテーマを選べるようにします。例えば、電光掲示板、LEDのついたアクセサリ(ネックレス、イヤリング、ピアス、靴のソールなど)、一酸化炭素や煙、PM2.5の検知、セキュリティカメラ、ライフロガー(GoProの簡易版)など。

お願いしたいこと

お子さんが参加者の場合、親御さんの協力が不可欠です。コンピュータやメールアドレスをお子さん用に用意したり、必要機器を購入するなど事前準備が必要です。

親御さんに技術的なスキル・経験は必要ありませんが、ワークショップの間お子さんに付き添って頂けるとありがたいです。ぜひお勧めしたいのは、お子さんと一緒に参加して、一緒に作業して、体験を共有することです(もちろんこれは必須ではありませんが)。主に小学高学年以上の子どもを対象にしているので、大人には理解できる(はずの)内容です。

募集人数、開催日、開催時間、費用

募集人数は3人以上、10人以下程度。対象年齢は、ざっくり言って小学4年生以上(それ以下でも可能)。大人だけでの参加も歓迎。

まず最初に、ワークショップの一般的な説明会を実施(週末に1時間程度)。機器購入の説明や質疑応答など。数週間後に実際のワークショップを開始。前半と後半に分けて、週末日を2回使って実施。ワークショップの第一回と第二回を2週連続で行うか、数週間程度あけるかは、参加者の都合・希望をもとに決める。

開催時間は、休憩をはさみながら、5時間程度(例えば、休憩・昼食を含めて9時から3時まで)。これについても、参加者の都合・希望をもとに決める。

機器の購入経費を除いて、参加無料。購入が必要な機器は、自宅にどういう機器が既にあるか(ケーブルや充電プラグなど)によるが、おそらく50ドル程度。意欲的なプロジェクトに取り組む場合には、センサーなどの機器がより多く必要になるので、50ドルを超えるが100ドルは超えないはず。

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